【59】石鎚山

【2008年5月3日】

西日本最高峰の四国石鎚山は、広島からもよく晴れた日に目を凝らすと山並みが見えるほど身近な山。愛媛には何度も足を運びながら中々登山の機会がなかったので一念発起、ゴールデンウィークを利用した四国バイクツーリングにて初登頂を目指した。
竹原からフェリーで波方(今治)へ上陸後、伊予西条から国道194号線を南下して寒風山トンネルを抜けて愛媛・高知県境尾根を走る林道を笹ヶ森から瓶ヶ森方面へ。標高1,500mの土小屋登山口に10時半頃到着し、軽登山装備にて石鎚山東稜からの往復ピストンへと出発。
鶴ノ子ノ頭を抜け二ノ鎖小屋を経て約2時間で石鎚神社が鎮座する弥山(1,974m)山頂に到着。直下の鎖場からGWで数珠繋ぎの混雑、観光客の殆どは疲弊してその先の最高地点である天狗岳(1,982m)へは向かわない様子なので、私は登り直して静かな天狗岳で昼食休憩をとる。山頂からは360度の展望、瀬戸内沿岸まで見渡せたものの、高霞のため流石に我が家は視認できず。
復路を戻って石鎚スカイラインを経て四国カルストにて天幕、夕焼けとご来光を愉しんで四万十川へ向かった。

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