【2016年8月3日】

9年前登れなかった岩木山に登頂…ここは2007年9月にバイク山旅時に、岩木山神社参拝の後に津軽岩木スカイラインで8合目まで行ってチャッカリ登ろうと試み、結局ズルはやめて撤退した因縁の山。
今回も、前日の白神山地登山の後に早目に登山口へ来れていたなら、8合目までスカイライン、更に9合目へリフトでチョロく登って済ませてしまうことも出来た。しかし、岩木山麓に到着したのは夕方になってしまったため、そんな考えでは前回同様に百名山紀行の名に廃る！と思い直して登山は翌日回しとし、田舎館村の「田んぼアート」を見学した後、今夜から開催される「弘前ねぷた祭」を体験してやろうと観光メニューに切り替えた。
スカイラインもリフトも稼働していない翌早朝、嶽ノ湯裏手の1合目（標高450m）から入山、誰一人居ない登山道をただひたすら愚直に頂上（標高1,625m）を目指して直登（殆どの人はそんな山登りはしてない模様…）。樹林帯を抜けて熊笹生い茂る上部に入ると、朝露で靴の中までずぶ濡れ状態となる。
スカイライン駐車場から上のリフトも稼働時間前なので心置きなく見送って山頂まで一気に登り切る。雲に覆われたピークで暫く展望を期待して待機していると、程なく車・リフト利用の登山者が続々とやって来たので興醒め…午後の青函フェリーの時間まで余裕も少なかったため山頂からの眺望は断念して下山。
景色は心残りながら…真面目な登降に自己満足のうちに岩木山リベンジを完了した。