【86】霧ヶ峰

【2015年7月27日】

霧ヶ峰という名がある通り霧が多い。だから晴れた日は貴重だった…とは日本百名山の著者、深田久弥のコメント。彼は戦前、霧ヶ峰で一夏を過ごしたという。ヒュッテの隣室には小林秀雄という豪華メンバーで…。深田によると「山には登る山と遊ぶ山とがある」とし、この山は後者の代表的なものの一つと記している(私も全く同感‼)。
さて、蓼科山を下りて白樺湖の向かい側の霧ヶ峰に登り直した。気象レーダードームがある最高峰の車山(1,925m)からは富士山🗻もバッチリ❗深田の言う貴重な日に巡り合わせたことになる。
「遊ぶ山」を満喫すべく、蝶々深山(1,836m)、物見岩を経て鎌ヶ池、八島ヶ池と続く頂上園地の木道沿いの八島ヶ原湿原をぐるりと一周(約4時間)して諏訪神社に手を合わせて沢渡を経て15時過ぎ駐車場へ到着。怪しそうな積乱雲が押し寄せて来たので、本日のミッションは終了にしようと思っていたが、この後、美ヶ原にも行くことにした。

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