【73】妙高山

【2013年9月29日】

学生時代ゼミ仲間二人との戸隠・赤倉温泉でのミニ同窓会観光を終え妙高高原駅へ送り届けた後、愛犬🐕マロンを伴って頚城山塊の妙高・火打二山の登頂を目指して登山口の笹ヶ峰に向かう。時計の針は既に14時を回っていたが、翌日の登山に備え二山の中間点にあるベースキャンプ地の高谷池ヒュッテまで到達すべく高度を稼ぐ。釣瓶落としの秋の短い夕暮れ、日が傾く中を焦りつつ何とか薄暮のうち18時前に到着し天幕。
翌早朝6時、明るくなるのを待って🐕マロンを連れて東方面に向けて出発。主峰妙高山へは2時間余りで着いたが、昨日今日の強行軍に🐕マロンの疲労が蓄積しているらしくペースが上がらない。
妙高山(標高2,454m)は越後富士と称せられる名山で、深田久弥も均整の取れた山容の気品、のびやかな裾野の雄大さを認め、越後のみならず日本の名山と称賛している。実際登ってみて、心岳という中央火口丘の盛り上りとそれを取り巻く環状火口原で構成される円形カルデラの配置も遠景同様に絶妙で山上庭園の趣があるとする前評判通りという印象の山であった。

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